
人事異動が決まったから、お世話になった方にメールで挨拶をしたいけど、どういう文章を書けばいいの?
この記事は以下のような方に向けて書いています。
人事異動は急に決まることもあります。
そうすると、自分が異動対象となった驚きの中、急いで異動の準備を始めなければなりません。
急に決まった異動でなくても、告知できる許可が会社から得られるまでは、内密にする必要があります。
どちらにしても、限られた時間の中で、後任に業務の引継ぎをして、異動先への挨拶と新任としての業務引継ぎを受けなければなりません。
そんな中で、ある程度型にはまった文章で問題のない、異動の挨拶メールの内容を自分で考える時間がもったいない。
そんな方に向けて、サラリーマン歴約15年の私が、人事異動時にメールで挨拶するときの文例をご紹介します。
コピーして使っていただいて結構です。名前や部署など必要な部分をご自身の好きなように書き換えてご使用下さい!
メールの他にも人事異動発令後にやることは以下の記事をご覧ください!
人事異動に伴う挨拶メールを送る際の注意点

挨拶メールを送っても良い時期
会社にもよるところですが、人事異動の内示が出たとしても、会社から告知(周知)を許可されなければ、内密にしておく必要があります。
ですので、挨拶メールを送って良いのは、社内・社外共に、会社から告知(周知)の許可をもらってからになります。
その点は上司に良く確認しましょう。
挨拶メールの文章に入れておきたいポイント
異動の挨拶メールは、文章の中にいくつかの入れておきたいポイントが入っていればOKです。
それが以下の点です。
- 異動が行われる日
- 新しい配属箇所
- 新しい連絡先
- 後任者の氏名(メールアドレスもあれば、なお可)
- 引継ぎ日
以上の点を忘れずに入れて、後は今までのお礼・感謝を書ければ問題のない挨拶メールのなります。
挨拶メールの送り方
異動の挨拶は、本来一人ひとりに直接会って、感謝を伝えるのが理想です。
お客様となれば、個々の手紙を作って送るのも良いでしょう。
しかし、人事異動では大勢の方に短時間で挨拶しなければならないことが多いでしょう。
個々に送付していては時間がいくらあっても足りません。
出来れば挨拶メールも一人一人文章を変えて送りたいところですが、そんなことも言ってられません。
伝えたい方が多く、時間が限られている場合にはBCCでメールを送ることも止む無しです。
宛先に自分のメールアドレスを入力し、BCCにメールを送付したい方たちのアドレスを入力していきましょう。
メールを送付した相手同士は他に誰に送ったのかが分かりませんので、相手への配慮となります。
人事異動に伴う挨拶メールの文例(社外向け)

まずは社外向けの挨拶メール文例をご紹介します。
株式会社●● 〇〇様
いつもお世話になっております。
◎◎株式会社の××でございます。
私事ではございますが、この度〇月〇日付で、弊社〇〇部へ異動することとなりました。
お取引をさせて頂くようになって以来、〇〇様にはご迷惑をおかけすることばかりでしたが、いつも寛大なお心で接して頂きましたことに、心より感謝を致しております。
異動先でも気持ち新たに励んでまいります。
私の業務は、〇月より後任者の△△へ引き継ぐことになりました。
万全の引継ぎを行いますので、私同様ご指導くださいませ。
後任担当者:〇〇部〇〇課 〇〇 〇〇
メール:〇〇@〇〇.jp
電話:〇〇-〇〇-〇〇
(※)本来ならば直接お伺いすべきところ、メールにて恐縮ですがご挨拶と致します。
(※)の部分ですがメールの後にご挨拶に伺う場合は、
「訪問に先立ち、まずはメールにて失礼いたします」
という文章でも問題ありません。
この挨拶で大切な所は、この人事異動にどれほど不満を持っていたとしても、それを相手に伝えることはやめることです。
社外の方は、会社とお付き合いしているのですから、あなたの不満を挨拶メールに入れてはいけません(よっぽど親しい間柄の場合を除く)。
あくまでも、いちサラリーマンとしてふるまいましょう。
人事異動に伴う挨拶メールの文例(社内向け)

社内向け文章は、その会社の社風にもよりますが、社外よりも幾分砕けた口調になることでしょう。
それでは、社内向けの挨拶文例をご紹介します。
〇〇部〇〇様(※1)
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
この度〇月〇日付で、〇〇部へ異動することとなりました。
〇〇さんには、◎◎の時に作成した資料のチェック、およびデータの取りまとめなど、多くのご協力を頂き、誠にありがとうございました。(※2)
〇月より、〇〇部の〇〇さんが後任として参ります。
万全の引継ぎを致しますので、これからも引き続きご協力くださいますようお願い致します。
新任地では、これまでの経験を活かし〇〇をしていきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します(※3)。
本来であればご挨拶に伺うべきところ、メールにて失礼させていただくことをお許しください。
(※1)は、個人に送る場合は個人名で良いですが、複数人に一度に送る場合は「お世話になった皆様へ」としても良いでしょう。
(※2)には、これまで思い出やお礼の文章が入ります。ある程度同じ属性の方をまとめて、一つの文章を作成して送るようにしましょう。
多少長い文書になっても問題ありません。
全員に対してを一つの文章で済ます場合は、当たり障りのない「これまで支えて頂いたことに感謝いたします」などの言葉を使いましょう!
(※3)にはこれからの抱負が入ります。
社外のメールよりも、多少の自分語りが許されるでしょう。
社風にもよりますが、あまり堅くならないことがポイントだと思います。
まとめ
人事異動の挨拶メール文として、ご活用いただけますでしょうか?
人事異動を命ぜられて、非常に忙しい時間を過ごす中で、少しでもあなたの負担を減らすことができたならうれしいです。
人事異動についての疑問を記事にしてみましたので、併せてご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた!
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