なんと!禁煙を始めて二か月が経過しました!
一回目の禁煙ではタバコの誘惑に負けてしまいましたが、今回は禁煙外来を受診してここまでたどり着きました。
まだ成功とは言えないですが、二十数年間毎日20本以上タバコを吸ってきた自分にとってはまさに奇跡です!
ニコチンに支配されていた自分が二か月間禁煙できたのですから、禁煙外来はすごいですね!
これから禁煙する方で、もし過去に禁煙失敗してしまったり、禁煙をする自信がない方は、お医者さんと一緒に禁煙できる禁煙外来が超おすすめですよ。
なおこの後、薬(チャンピックス)を飲んでの感想などを書きますが、副作用には個人差がありますので、あくまでも参考としてご覧ください。
禁煙外来にたどり着くまでの過程
禁煙外来のお話をする前に、私とタバコの関係性についてお話しします。
- 喫煙歴20数年。
- 一日一箱かそれ以上喫煙。
- 体調が悪くてもタバコを吸う。
- 吸っている銘柄はずっとメビウス・ライト(旧マイルドセブン)
こんなタバコジャンキーな私です。
禁煙を始める上で自力でするのか、それともガム・パッチ・薬など外部の力に頼るのか、悩みますよね。
私はジャンキーすぎたので、自力で気合だけで止められる自信が全くありませんでした。
なので1回目の禁煙から他の力に頼ることにしました。
後から振り返っても、他の力に頼るのは正解だったと思います。
1回目の禁煙はニコチンガムで開始!
一回目にトライしたのは、市販されているニコチンガムを使っての禁煙です。
ご存じの通り結局は失敗してしまったのですが、私が感じたニコチンガム禁煙のメリット・デメリットは次の通りです。
ニコチンガムのメリット
- 一応ニコチンが補充されるので究極のイライラ感はない
- ニコチンガムは薬局で手軽に買うことができる
- タバコ自体は吸わないのでニオイが服や体につかない
ニコチンガムのデメリット
- わりと硬くて食べ過ぎると歯に悪い
- 私のようなわりと重度のニコチン中毒者には物足りなさすぎる
- 仕事中などいつでも噛んでいられない
ニコチンガムでの禁煙失敗
私の場合、仕事中にガムをあまり食べられる環境ではありませんでした。
仕事でイライラしたり、一区切りついた時など、いつもタバコを吸っていたタイミングに、たばこではなくガムを噛むことになりますが、なんか物足りないんですよ。
ガムを噛みながらタバコを吸いたい衝動に襲われる日々でした。
そして一週間近く経過して、とうとう強い衝動に負けて、タバコを買って吸ってしまいました。
これが一回目の禁煙失敗です。
この失敗の後、少しでもタバコに抵抗しようと、ニコチン入りの電子タバコに変えました。
電子タバコにすればタールが入っていないでしょ?
でもニコチンが入っているから、中毒性はあるんですよね・・・。
後で知ったんですけど、ニコチンが入って無い電子タバコもあるんですね。
この時点で下に貼った電子タバコに変えてれば、禁煙できていたでしょう・・・。
もっと早く知りたかった!!
再度禁煙を決意!
一回目の禁煙失敗からしばらく経った、2019年10月、増税によりタバコの値段が上がりました。
それに職場の喫煙所も閉鎖されるうわさも耳にしてかなり焦りました。
職場の喫煙所が閉鎖された場合、休憩のたびに外にタバコを吸いに行かなければなりません。そのストレスと、禁煙で成功するまでの一定期間だけイライラするストレスを比べて、再度禁煙に踏み切ることにしました。
問題はどうやって禁煙するかです。自力では無理だし、ガムは一度失敗しています。
二回目の禁煙は禁煙外来で!
この時期私の周りで続々と禁煙を始める、禁煙ブームが起こっていました。おそらくみんな私と同じような考えだったと思います。
周りの禁煙挑戦者の中には、もちろん失敗して喫煙所に戻ってくる人もいました。その人に話を聞くと、みんな自力の禁煙でした。
中には成功した人もいて、二人の成功者にどうやって禁煙したかを聞いたところ、なんと二人とも禁煙外来に行ったとのことです!
これで禁煙外来に行くことが決まりました!
二回目の禁煙開始!
病院はネット検索した結果、自宅近くで禁煙外来をやっているとの記載のある病院二つを見つけ、それぞれ電話したところ、一番近い病院では新患は受け付けていないとのことでした。
皆さんも病院探しをするときは、ネット検索の上で、直接電話して禁煙外来をやっているかを聞いた方が良いと思います。
あと、何回か通院が必要ですので、自宅近くや通勤経路にある病院にした方が楽ですよ!
初めての禁煙外来
早速病院に向かい、最初の禁煙外来受診です。大まかな流れは以下の通りです。
- 体重測定(今後受診のたびに毎回行うそうです)
- 看護師の問診(一日の喫煙本数とか)
- 呼気中の一酸化炭素濃度測定(これも受診のたびに毎回行うそうです)
- お医者さんの問診(下に内容を書いてますのでご覧ください)
病院に行ったタイミングもよく、混んでいなかったので30分もかからず受診は終わりました。
お医者さんから下に書いた通り禁煙外来の流れを説明されました。
- 三回目までは二週間ごとに受診
- 三回目の受診後は一か月ごとに受診し、全五回の受診で終了
- 総費用は2万円位(正確に覚えていません)
- 二回目の受診までの間は、喫煙しながらタバコを吸っても良い
二回目の受診までの二週間分の薬(チャンピックス)を処方してもらって終わり。

初診から二週間後の二回目の受診まで
最初の二週間は薬(チャンピックス)を飲みながらタバコを吸ってもよいそうです。私にとって心の準備をするうえで非常に助かりました。
薬(チャンピックス)を飲み始めて二週間後までの私の感想は以下の通りです。
- 最初はいつもと変わらなかったが、段々とタバコがまずくなってきた(ような気がする)
- タバコの本数は開始前と変わらない
- チャンピックスが結構強い薬みたいで、空腹で飲むと胃が痛い
なんとなぁ~く、薬を飲んでタバコを吸うと、喉がイガイガするような、まずく感じるような気がしていましたが、結局開始前と変わらないペースで喫煙していました。そして二回目の禁煙外来受診を迎えました。
二回目の受診から三回目の受診(開始から四週間)まで
二回目の受診は初診と変わらない流れで進みました。
その後また二週間分の薬(チャンピックス)を処方してもらいました。
本当なら完全に禁煙するはずですが、意思の弱い私はさらに数日間タバコを吸っていました・・・。
三回目の受診までの間の、私の感想は以下の通りです。
- タバコを吸うと吐き気がしてくる(結局二回目の受診から三日後に吸うのをやめました)
- タバコを吸いたい衝動は襲ってくるが、深呼吸で耐えられる
- 一回目の禁煙時より、吸いたい衝動は弱い
- 変な夢を見た(タバコを吸ってしまった夢)
- なんとなく胃の調子が悪い(薬の副作用?)
仕事で一区切りついた時とか食後とか、今まで吸っていたタイミングでは、「タバコ吸いたいぃ~!」って衝動はあります。
そんなときの対処法は、深い深い深呼吸をすることです。
これをすればなんとなくタバコを吸った気になるため、タバコが我慢できなくなることはありませんでした。
二週間完全禁煙できたのですから、薬ってすごいなぁ~というのが率直な感想です。
三回目の受診から四回目の受診(開始から八週間)まで
三回目の受診もこれまでと同じ流れです。
四回目の受診までの感想は以下の通り。
- これまでタバコを吸っていたタイミングでは、まだ吸いたくなる
- 吸いたい衝動の強さは、確実にだんだん弱くなっている
- これまでタバコを吸っていた時間のもったいなさに気づく(5分/1本×20本=100分)
- やっぱりなんとなく胃の調子が悪い
食後とか、仕事の休憩中とか、今まで吸っていたタイミングではやっぱり吸いたい衝動は来るのですが、深呼吸とかで簡単にかわすことができました。

四回目の受診から今まで
四回目の受診で問題が発覚しました。
なんと体重が約2キロ増加しています・・・。
特に余計に食べている意識はなかったのですが、なんででしょう?
看護師さんから、「まずは禁煙することに集中してくださいね。」と優しい言葉をもらいました。
一瞬だけ看護師のおばちゃんが天使に見えました(笑)。
禁煙終わったらダイエットするぞぉー!
ということで今に至るまでの感想は次の通り。
- まだたまにタバコを吸いたい衝動は来るが、簡単にかわせる(紛らわせる)
- たまに薬を飲むのを忘れるが、特段の変化はない
- タバコを吸う習慣がなくなってきた気がする
- タバコの臭いに敏感になる(くさく感じる)
完全禁煙から二か月経った今では、意図的に薬を飲まなくても、まったく問題なくなりました。
飲み会に行って、向かいに喫煙者がいても、誘惑に勝てましたよ!
これはもはや成功と言ってもいいでしょう。でもまだまだ油断は禁物ですね。
どうしても吸いたくなったらこれ使います!↓
まとめ
まだ五回目の受診が終わっていませんが、すでに成功したようなものです(笑)。
タバコを吸わないと、散歩や買い物中、今では少なくなった喫煙所を探すめんどくささがなく、すごく楽になりました。
もちろん金銭面でも、財布にいつも以上にお金が残るようになりました。
なんか禁煙って良いことだらけですね。もっと早く禁煙外来に行けばよかったと思います。
もし禁煙方法で迷っている方がいたら、私は禁煙外来がおすすめです!
それではまた!
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