こんにちは、こんばんは。たっくんです。
今回は、今一番おすすめしたい小説家、
山口未桜さんとその著書を紹介したいと思います。
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今一番おすすめの小説家・山口未桜
山口未桜(やまぐち・みお)
1987年兵庫県出身
現役の医師として働く傍ら、小説を執筆しているとのこと。
2024年『禁忌の子』でデビュー。
5歳のお子さんもいるようですね。
医師として働きながら小説を書くなんて
ものすごくパワフルだなというのが率直な感想です。
著書①『禁忌の子』
山口さんのデビュー作の『禁忌の子』です。
2025年本屋大賞4位受賞、第34回鮎川哲也賞受賞作品です。
現役の医師が書く医療ミステリーとしてすごく話題になりましたね。
あらすじ
主人公の救急医・武田の元に一体の身元不明の溺死体が搬送されてきます。
その溺死体はなんと武田自身と瓜二つ。
彼はなぜ死んだのか。自身との関係は何なのか。
という謎を旧友で医師の城崎と調査していくことに。
自らのルーツを辿った先で思いもよらぬ真相に迫っていく。
というあらすじになっています。
感想
この作品の魅力はまずは冒頭で示されるふたつの謎が
一気に物語に引き込まれるところですね。
現役の医師が書いた小説で、医療描写は丁寧でリアリティがあります。
ミステリーでありながらそれにとどまらず、
現代医療の倫理的な問題に踏み込んだ内容となっています。
終盤にタイトルの意味が分かってくるのですが、
テーマとしては重たいものになっていると思います。
だからこそいろんな人に読んでもらいたい小説ですね。
私自身また読み直したいですね。
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価格:1870円 |
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著書②『白魔の檻』
シリーズ2作目となる『白魔の檻』です。
『禁忌の子』に連なるシリーズ2作目ということで、
ものすごく楽しみにしていた作品です。
あらすじ
研修医の春田と消化器内科の城崎は過疎地医療協力で
北海道の山奥にある病院へ向かうことになります。
ところが二人が着いた直後、濃霧のため誰も出入りができない状態に。
そんな中で病院スタッフが変死体となって発見されます。
さらに翌朝の大地震の影響で、病院に有毒の硫化水素ガスが流れ込んでしまいます。
霧と有毒ガスにより、孤立状態となった病院で不可能犯罪が発生するというあらすじ。
感想
ミステリー小説なので、謎解きはもちろんなのですが、それだけでなく、
過疎地医療の現実や、災害下での医療従事者の方の奮闘も描かれた小説となっています。
本格医療ミステリながら読みやすく、とにかくおすすめしたい作品です。
『禁忌の子』同様に、丁寧でリアルな描写が現役医師ならではだなと感じる1作です。
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価格:1980円 |
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次回作も期待
『白魔の檻』が8月に刊行されたばかりで少し気が早いかもしれませんが、
2冊とも控えめに言ってめちゃめちゃ面白かったので、
次回作も今からとても楽しみです!期待してます!
